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第2回:株式会社ブルトア 谷口氏

Webマーケティング対談の第2回目のゲストは、CGMコンテンツ構築をはじめとするブログマーケティングサービスを提供されている、株式会社ブルトアの谷口雅敏社長にご登場いただきます。
谷口社長は、自らをCGMエバンジェリストと名付けられ、多くのCGMメディアの運営、500社以上の実績があるブログ広告プロモーションなどで、多くのクライアント企業のWebマーケティングをご支援されています。
今回は、谷口社長に、WebマーケティングやCGM、そして今注目されていることについてお話していただきました。

■当社のミッションは、CGM ビジネスを次々に創出しながらCGM市場を大きくしていくこと
石川
ブルトアさんといえば、ブログマーケティングやCGMコンテンツのサービスを主軸にご提供されていらっしゃいますが、その中でも現在一番力をいれていらっしゃるサービスを教えてください。
谷口
個人が持っている価値ある情報をコンテンツ化したメディア運営事業です。いかに価値のある情報を“すばやく”、“大量”に集めるか、必要としている人にいかに“届ける”か、これがCGMビジネスのセンターピンだと感じています。このことができるようになると、WebマーケティングにおけるブランディングやSEMという領域の中にCGMがすんなり溶け込んでいくことができるというのが私の持論です。
石川
CGMはまだまだWebマーケティングの領域で多くの可能性をもっているということですね。
谷口
はい。さらにいうと、Webマーケティングの中に溶け込んでいくということは、CGM市場を拡大していくこととイコールであります。当社のミッションは、CGM ビジネスを次々に創出しながらCGM市場を大きくしていくことであり、Webマーケティングにおける新たなアプローチ手法を確立することだと考えています。
■One to Oneマーケティングを促進する役割をCGMは担っている
石川
谷口さんが考えられるWebマーケティングという枠の中の「CGM」の役割とは、ズバリ何でしょうか?
谷口
CGMの役割は、Web上でのOnetoOneマーケティングを促進させるものであると考えています。CGMに求められている情報価値は、専門性と属人性であり、広く浅い情報ではなく、狭くても深い情報です。CGMは、リアルな世界で共通の趣味・嗜好を持った人々が結びつくように、Web上で共通の趣味・嗜好を持った人々が結びつく環境を提供しています。mixiのコミュニティがまさにその1例です。このように特定の趣味・嗜好の人々が集まる場で、ターゲットにあった商品やサービスを訴求していくと、ニーズを満たす可能性が高くなります。CGMが普及すると、よりセグメントされた層にアプローチできるようになるため、OnetoOneマーケティングを促進する役割をCGMは担っていると考えています。
■モバイル分野で新たなマーケティング手法が次々に登場してくる
石川
谷口さんが最近注目しているWebマーケティング手法、業界動向等を教えてください。
谷口
モバイルマーケティングです。携帯電話は、全国民が利用するツールであるため、非常に大きなメディアと考えることができます。また、常に携行しているため「特定の時間」にアプローチができること、そしてGPS機能や赤外線、bluetoothなどの通信手段により、「特定の場所」でアプローチできることが大きな魅力であると考えています。
石川
モバイルマーケティングにどの様なことを期待されていますか?
谷口
今春には、いよいよNTT DoCoMoのIメニューTOPページにGoogleの検索窓ができます。検索エンジンという最も情報マッチングに適したツールが普及していくことで、モバイルのマーケティング的な利用特性が促進され、新たなマーケティング手法が次々に登場してくることを期待しています。
■インターネットで個人が収入を得る手法を確立し、自由な社会を創造するために起業した
石川
最後となりますが、谷口さんは自らをCGMエバンジェリストと名付けられていますが、今後の実現されたいCGMの未来のイメージなどはありますか?
谷口
私は、インターネットで個人が収入を得る手法を確立し、自由な社会を創造するために起業しました。そのために、個人が自由に情報発信できるメディアであるCGMに価値を持たせることに着目しています。ここ数年、ブログやSNSというCGMを無償で提供する事業者があらわれて、プラットフォームという意味でのCGMがかなりのスピードで普及しました。しかし、私は、CGMは本質的にプラットフォームに依存しないものと考えています。CGMによる情報発信は、最も伝わりやすいプラットフォームでおこなわれることが重要であると考えています。
石川
ユーザーそれぞれが、発信しやすいプラットフォームを選択する流れなのですね。
谷口
弊社のようなCGMを価値あるメディアとして提供しようとする事業者は、個人の自由意志に基づき発信される情報を整理したり、探しやすくしたりするという役割を担っています。そうしないと、専門的・属人的情報を必要としている人に必要としているタイミングで届けることができないからです。ユーザーにとって、企業にとって、価値あるCGMを作り出し、お金の流れをつくることが弊社そして私のミッションであると考えています。
石川
本日は貴重なお話を有難うございました!

対談日:2008年3月10日
(文中敬称略)

今回の対談にご協力いただいた企業様

株式会社ブルトア
代表取締役社長 谷口雅敏(たにぐち・まさとし)氏 プロフィール
谷口氏近影


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